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人生の5大支出とは

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資産を増大するためにすることは決まっています。

 

会社の収入に頼らない経済的自由(Financial Freedom)を得るためには、時間を味方につけると共に、この3つをどう組み合わせていくかによります。時間はかかると思いますが、経済的自由を手に入れたいです。

 

1.収入を増やす

2.支出を減らす

3.運用する。

 

◆1.収入を増やす

会社勤めをしている方の主だった収入はもちろん給与ですね。国税庁の「民間給与実態統計調査結果」によると1年以上勤続している方の平成27年平均給与は420万。平成26年からは改善したものの、過去最大だった平成9年の467万からは40万以上下回っています。

出典:民間給与実態統計調査結果|長期時系列データ|国税庁

 

今勤められている会社の日々の業務をしっかりやすことで昇給や賞与の増額に繋げることは非常に大事なことですが、勤めている会社や業種の業績が伸びなければ、中々給与収入に繋がる労働分配率が上がっていくことも難しいと思います。

 

給与収入を増やすのであれば転職も選択肢ですが、こちらも自身の経験・ノウハウと求人先のニーズが合うかどうかですね。

 

出典:平均年収ランキング2016(平均年収/生涯賃金) |転職ならDODA(デューダ)

 

給与収入以外の収入を増やすのであれば、今後政府も後押しすることが想定される「副業」も選択肢ですが、勤め先の就業規則を事前に確認し、過重労働にならないようにしないといけないですね。

 

他、収入を増やす手段としては「不動産による家賃収入」「株式配当」「特許」「印税」等、色々ありますが、過大な初期費用や特別な才能がいらないということでは「株式配当」は非常に優れていると思います。

 

◆2.支出を減らす

ミニマリストが最近の流行りですが、「収入-支出」が基本的な投資余力ですので、不必要な支出を削るのも、投資余力を考えるに当たっては重要なことですね。

 

人生の5大支出は(1)家(2)車(3)保険(4)教育費(5)老後資金とされています。我が家に当てはめると、ここ2~3年で以下の対応を行いました。

 

(1)家

「一国一城の主」と言われたように昔は家を建てて一人前と見做されました。しかしながら、少子高齢化で将来的な空き家が増えていくことを考えると、新築を建てるのはリスク・・・。中古をリフォームしたり、ずっと賃貸に住むことも選択肢となります。

 

我が家は私自身が転勤族であったため、新築マンションを購入しましたが、住み心地と住宅借入金等特別控除と住宅ローンの差が逆ザヤ(逆に収入が発生)であることを勘案して後悔はしていません。ただ、今後不動産投資を考えるに当たってはマイナスですね。

 

(2)車                                   首都圏で最寄駅まで10分以内ということもあり、現在の住まいに引っ越すに当たり車を手放しました。車を所有しているだけで、重量税、車検代、駐車場代、ガソリン代等と膨大な費用がかかります。夫婦共働きであることと、マンションの近くのカーシェアリングを利用しておりますが、現在は全く所有する必要は感じていません(マツダCX-5やスバルのフォレスターなど興味がそそられる車はありますが・・・)。

 

カーシェアはパーク24の「タイムズカープラス」を利用しています。月額1,030円と15分の利用単位毎に206円が基本ですが、街乗りには全く不自由しません。

 

また、最近は新幹線停車駅や主要都市に設置が増えておりますので、旅行先に飛行機や車で出かけ、現地で短時間のカーシェアを利用するといった使い方もできます。「タイムズカープラス」の法人利用ではこういった使用も増えているようです。

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出典:カーシェアリングのタイムズカープラス

 

(3)保険

不測の事態に備えて、保険に加入されている方は多いと思います。独身時代は健康保険の「高額療養費還付制度」があったこともあり、全く保険には加入しておりませんでした。流石に結婚してから入りましたが、昨年「医療保険」と「がん保険」は解約しました。入院費や差額ベット台等は貯蓄で十分カバー可能と改めて判断したためです。

 

「収入保障」と「学資保険」のみ残しましたが、こちらの解約は妻からの猛攻で断念しました・・・。

 

出典:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030/r150

 

(4)教育費

貯蓄と学資保険を主にしておりますが、最近学資保険の利率より個別株の配当再投資の方が利幅が多いと考えるようになり、将来的に妻をどう説得するか思案中です。

 

いずれにせよ、各家庭子供の将来のことを考えて、中々削れないところですね。

 

子供が将来的に食べていけるように要所要所で導くのが親の役目ですが、「金融リテラシー」も無形ではありますが、子供が成人した際には必要になってくると思います。

 

(5)老後資金

各家庭、公的年金と在職時の年金が主だった老後資金になると思います。不労所得が支出を上回る経済的自由を手に入れれば、お金に関する老後不安は無くなりますので、余裕資金は連続増配株に投資し、配当再投資をしていきたいと思います。

 

◆3.運用する

何で運用するかですが、日米連続増配株を基本にしています。尊敬するジェレミー・シーゲル先生の方針にならって米国連続増配株1本の投資も考えたのですが、将来的に日本に住み続ける予定ですので、日本の連続増配株にも投資しています。

 

勤務先の会社で確定拠出年金(DC)を導入しているのですが、同僚が投資商品で「定期預金」を選択していて、驚愕しました。DCで元本保証商品を選択する意味合い。日本も若い頃から投資教育を行わないいけないですね。定年で退職手当金をもらって、そこから運用を考えるようでは遅すぎます。

 

過去記事:株式投資の未来 - 日米株配当金投資