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Eighting out in Japan

メルクから配当金を受領

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米医薬品大手メルクから配当金27.55$を受領しました。

 

配当利回りが2.6%弱、連続増配は6年と短いですが、ジェレミー・シーゲル著の「株式投資の未来」では投資家に過去多大なリターンをもたらした銘柄の一つとして紹介されていますね。

 

先日のノーベル医学賞を京都大学特別教授の本庶さんが受賞しましたが、身体の免疫反応にブレーキをかけるたんぱく質を見つけ、それが小野薬品のオプシーボという画期的な癌の治療薬の開発に繋がったと報道されていましたね。

 

メルクはオプシーボの競合となる治療薬であるキルトイーダという癌治療薬を出しています。第二四半期までキルトイーダの売上は16億7,000万$と前年同期比90%増加し、アナリスト予想を1%弱上回りました。

 

医薬品業界は従来の化学合成で薬品を作る時代からバイオ医薬品が主流となり、開発費も膨大となり、かつ画期的な医薬品を開発するのが年々と難しくなってきています。

 

武田薬品シャイアーの買収のように、他社の有望薬候補を会社毎多額の金額で買収することが多くなってきていますが、その中でもメルクはまだまだ投資家にコツコツとリターンを与えてくれそうな気がします。