オバマケア代替案撤回、調整局面か。
トランプ政権が公約に掲げていた医療保険制度改革法(オバマケア)の代替案が撤回に追い込まれたようですね。
オバマケアは前大統領のオバマ大統領時に成立した法律で、米国民は全員最低限必要な民間医療保険への加入が義務付けられたものです。
日本は「国民皆保険」で診療費も3割負担で済み、どの医療機関でも自由に診療を受けられますが、アメリカは元々大多数の低所得者が医療保険に入れず、医療保険に入っていないと医療機関から診療を拒否されることもあるようで、社会問題化していたもののを是正したものがオバアケアになります。
トランプ政権の公約した政策の内で比較的成立しやすいと思われていたオバマケア対応が不発に終わったことで、今後の連邦法人税に引き下げ、インフラ投資などの政策実現に疑問符がなげかけられそうです。
トランプ大統領就任後にトランプラリーが調整局面を迎えそうですね。円高で調整局面に入ったら、長期投資家は淡々と優良株を購入するだけです。