投資家目線の就職したい企業
大学卒の就職協定での採用オープンは6月からと形式上はなっております(有名無実化しているようですが)。
就職活動期というのもあってか、最近新聞・経済誌で就職人気企業ランキングをよく見かけます。
学生のイメージと社会人・投資家のイメージは異なると思いますので、学生に人気の商社や銀行以外でご紹介したいと思います。
今どきの学生はブラック企業、残業の多い企業を避けたいう傾向が強いようです。残業の状況は分かりませんが、以下は就職ランキングでトップ10には来ないですが、いずれも投資家目線では永続が期待できる超優良企業です。
◆信越化学工業
建築物に使われる塩化ビニルと半導体製造用のシリコンウエハで世界首位。時価総額は4兆円超と化学セクターでは断トツ。
◆SMC
FA空圧制御装置で世界首位。FAはファクトリーオートメーションの略で、工場で使われる人を代替する自動化装置です。今後も自動化の需要は長く続くと思われます。時価増額は2兆円超。
◆ファナック
工作機用数値制御装置で世界首位。SMC同様FA銘柄。時価増額は4兆円超。従業員の平均給与が1,500万は凄いですね。
◆キーエンス
FAセンサーなどの検出・計測制御装置大手。時価増額は5兆円超。従業員の平均給与が1,700万。
◆大和ハウス工業
戸建住宅から賃貸住宅、商業施設、物流施設の建築・運営を展開。時価増額は2兆円。
◆オリックス
総合リース国内首位。時価増額は2, 2兆円。自動車や飛行機まで様々なリースを展開。
◆JT (日本タバコ産業)
タバコを中心に事業展開。M&Aで海外タバコ事業を拡大。日本有数のグローバル企業。時価増額7.5兆円。