Leave it alone

Eighting out in Japan

電子決済の未来(アリペイ)

f:id:syywd390:20171206024222j:plain

中国企業で米ニューヨーク証券取引所にADRを上場しているアリババ集団。時価住額は日本円で49兆円とトヨタ自動車が22兆円なので2倍超の企業です。

 

日本経済新聞の記事によるとアリババ集団は電子商取引大手で、電子決済サービスの「アリペイ(支付金)」の利用者は5億人を超え、1日の決済は2億件前後になるとのこと。

 

中国では今ではアリペイで何でも支払ができる状況のようです。スマホにアリペイのアプリをインストールして専用口座を開設し、銀行口座などから入金しておけばスマホがあればキャッシュレスで決済が可能になる環境。

 

今では露店でもアリペイ用決済用のQRコードが掲示され、それこそ街中で決済できる環境みたいです。日本でもSUICAなどの電子決済は増えてますが、まだ現金での決済の方が多いので、電子決済については完全に中国が先をいってますね。

 

アリペイでは芝麻信用というアリペイの決済データとリンクした個人の信用評価システムがあり、評価が高いと融資金利や与信枠が優遇されたり、ホテルやシェア自転車を利用する際の保証金が不要となったりするらしく、決済だけではなく新たな社会インフラになっているようです。

 

ニセ札が多い中国だから広がったとの見方があるようですが、中国市場は大きいだけに世界中への影響も強いでしょうから、今後日本にもサービスが広がるか気になるところですね。

 

diamond.jp