ドル資産を増やす
日本で過ごしていると、給与は円で支払われますし、買い物も基本円です。
バブル崩壊後の『失われた20年』の間はデフレという物の価値が下がる期間が続きましたので、円預金が損にはなりませんでした。
ただ、日本円は他国通貨に対しては価値が相対的に下がり続けています。日本は物価が上がりませんが、新興国や米国は徐々にインフレになっています。最近海外から日本への観光客が増えているのは、LCCなどの飛行機がリーズナブルに利用できることも大きいですが、やはり日本の物価が上がらないために新興国からみても日本は物価が安い国になってきていることもあるでしょう。
給与が上がらない中、可処分所得のが変わらなければ、輸入物が高くなれば資源を輸入に頼る日本で暮らすときつくなってきます。
幸い、SBI証言などのネット証券で、ドル資産である米国株・ETFは手軽に買えますし、購入単価も日本株より安価です。
今後の個人のインフレ対策として、基軸通貨であるドル資産も積極的に取り入れることを考えてみてはいかがでしょうか。