敗者のゲーム
- 作者: チャールズ・エリス,鹿毛雄二
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2015/01/24
- メディア: 単行本
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読みたかったチャールズ・エリスの『敗者のゲーム』を読みました。
長期間のインデックス投資を推奨していますが、長期の配当再投資を実践的する自分には励みになる著書でした。
以下抜粋です。
『伝統的に資産家運用の世界では、市場に勝つことができるという信念が支配的だった。しかし時代はかわり、今日ではこの前提は、プロの運用期間にとってさえあてはまらない。年間成績で約6割のマネージャーが市場平均を下回る。10年では7割、20年からでは8割のマネージャーが市場に負けている。』
『多くの投資家にとって最も困難なのは、最適な投資政策を見出すことではなく、相場の高騰期にも暴落期においても適切な投資政策をぶれすに維持することであり、』
『投資家の株式保有期間が長くなればなるほど、投資価値にたいする割り引き価値の重要性は低下し、企業収益と配当実績の影響が大きくなる』
『長期投資家にとっては、企業収益と配当の要素が決定的に重要である』