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Eighting out in Japan

自社株買い急減速

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日本経済新聞によると上場企業の自社株買いが減っているとのこと。

 

『上場企業が自社株買いに急ブレーキを踏んでいる。1~6月の自社株買いの総額は前年同期からほぼ半減した。2015年に始まった企業統治改革を機に株主還元の一環として自社株買いの増加が続いていたが、足元ではM&A(合併・買収)や設備投資などの資金需要が拡大。手元資金の使い道として最優先してきた株主還元を抑え、新たな成長投資に振り向ける企業が増えてきた。」

 

企業の成長投資の拡大が自社株買いの抑制に繋がっているとのことですが、成長投資がその後に利益に繋がるかですね。自社株買いと配当を合わせた総還元性向ではなく、配当のみの配当性向の方針に切り替える企業も増えているようです。

 

持株ですと、キヤノンアクシスコミュニケーションや東芝メディカル、JTガラハーやRJナビスコの米国外事業買収はうまく利益に繋がる案件ですが、一方、東芝米原子力大手ウェスチングハウスの買収は素人目に見ても失敗に終わった事例とされそうです。

 

私は成長に繋がる投資は大歓迎ですが、配当を着実に出してくれ、連続増配してくれる企業に投資したいと思っておりますので、認知されたブランドをもって参入障壁の高い事業を運営している企業に投資するのが無難です。