ウォール街のランダムウォーカーを読んで
ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
- 作者: バートン・マルキール,井手正介
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2016/03/10
- メディア: 単行本
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名著と言われている『ウォール街のランダムウォーカー』を読んでます。
本自体は知ってたので、ランダムウォーカーって何だろうと思ってましたが、「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向性を予測することは不可能である」という意味だったのですね。
米国ブログ界でご紹介されている方も多いと思いますが、いいメッセージが書いてあるので、ご紹介します。
ゆっくり読もうと思います。
以下抜粋
▼株価評価第一の要素-期待成長率
・投資の意思決定を行う上で、「複利」の意味することの重要性を十分理解している人はほとんどいない。
・合理的な投資家は、配当や利益の成長率が高ければ高いほど、株式に対して高い価格を払うはずである。
▼株価評価の第二の要素-支払配当額
・成長率に比べると、投資家が毎期受け取る配当額が株価の決定要因として重要であることは、すぐに納得がいくだろう。すなわち、他の条件が等しければ、支払配当額が多ければ多いほど、株価は高くてしかるべきである。
・合理的な投資家は、他の事情が等しければ、企業の利益のうち現金配当ないしは自社株買戻しで株主に還元される割合が多ければ多いほど、高い株価をつけるはずである。
▼株価評価の第三の要素-リスクの度合い
・合理的な(つまり、リスクは大きいよりは小さい方がいいと考えるような)投資家は、他の事情が等しければ、その株式のリスクが低ければ低いほど、高い価格を支払うはずである。
▼株価評価の第四の要素-金利水準
・投資家が合理的でほかの事情が等しければ、金利水準が低ければ低いほど、株価は高くなる。