賃上げできない企業は淘汰されるのでは?
今日は首都圏でも降雪が予測されているので、サクっと帰りたいところです。
さて、安部首相が経済界に3%の賃上げを求めています。利益を上げている企業は上げればいいし、そうでない企業は上げなくてもいい、もしくは上げられない訳です。
日本経済新聞に掲載されていましたが、日本企業の部長クラス以上の賃金はアジアで既に劣後しています。処遇で負けているのですね。
日本企業は終身雇用で雇用を保証しているのだから、賃金を抑えているという面もありますが、多くの企業はボリュームゾーンの50代が引退していき、その下の世代は採用自体が少ないですので、順次人は減ります。
新卒を含めた若手の賃金を上げていけない企業は売り手市場の中、人材獲得競争に負けますし、その内勝手に衰退していくと思われます。
企業が人を選べる時代から人が起業を選べる時代になれば、処遇を上げるか、その起業が労働者にとってキャリアアップになる環境にならないと総スカンでしょう。
日本の大企業でもファーウェイみたいに初任給で40万用意する企業が出てくると面白いんですけどねぇ。