Leave it alone

Eighting out in Japan

努力というのは主体的・目的的にするもの

もう、20年も前に見た村上春樹さんの『ノルウェイの森』で、主人公と寮の先輩永沢のやりとりで好きなフレーズがあります。

永沢「だからね、ときどき俺は世間を見回して本当にうんざりするんだ。どうしてこいつらは努力というものをしないんだろう。努力もせずに不平不満を言うんだろうねってね。」

主人公「僕の目からみれば世の中の人々はずいぶんあくせくと身を粉のように働いているように見えるのですが」 

永沢「あれは努力じゃなくてただの労働だ。努力というのはもっと主体的に目的的になされるもののことだ」

毎日ただ会社に行くだけなら、大変ではありますが、ただの労働ですね。私も人生の大半は労働でした。短い人生、ターゲットを決めて努力していきたいところです。