NTTは安定の配当成長株
NTTが11日に発表した2018年3月の連結決算は良かったです。
売上高は前年比4%増の11兆7,995億円、営業利益は7%増の1兆,6,428億円となり、2004年3月期以来14年ぶりに最高益となっております。
NTTといえば成熟企業のイメージが強いですが、2004年3月期は営業収益の7割が子会社のNTTドコモの貢献ですが、今期はNTTデータやNTTコミュニケーションズがクラウドで稼ぐようになっています。
過去は米アメリカのAT&TワイヤレスやオランダのKPNモバイルへの出資が巨額の現存に繋がりましたが、最近の南アフリカのディメーションデータや米デルのIT部門買収はうまくいっているようです。
さて、2018年3月期の年間配当は170円ということで、前期の150円から20円増配とする予定ということで13%増配となります。最近のNTTの増配意欲は特筆すべきですね。
今後も安定増配が期待できそうですので、マッタリ配当金を受け続けたいと思います。