新興国投信の急減
新興国の株式、債券で運用する投信信託ですが、昨今のトルコショックにより8月末に5兆9,800億円と昨年末より8,000億円減少したとのこと。
トルコショックとは、アメリカが利上げに動く中、トルコは金利差が縮小するとトルコへの投資資金が流出するため、同様に利上げすべきところ、トルコのエルドアン大統領は利上げに反対し、株と債券が急落していることを言います。
トルコ同様に外貨準備金が少なく、対外債務が多い南アフリカ、インドネシア、ブラジルも大分不安定になってますね。
高い金利に引かれて新興国投信に投資する人も多く、そんな私も投資初期はブラジル・ボンド・オープンに投資なんかしておりました。
新興国は長い目でみれば経済成長するかもしれませんが、価格変動が激しいです。
長期的な資産形勢を考えるなら、VTI・VT・VOOなどの優良インデックスをコツコツ積立てた方が、夜は安心して眠れそうです。