GEの大赤字&減配
米GEの2018年7月~9月期決算は悪かったですね。
最終損益が228億$(約2兆5,700億円)の赤字を発表しました。
赤字の原因は仏アルストムから97億ユーロ(約1兆2,500億円)買収したエネルギー部門が当初予定した利益を稼げず、のれん代と合わせエネルギー部門で228億$の現存処理が発生したためとのことです。
米GEと言えば優良企業のお手本ともいう企業で、旧CEOのジャック・ウェルチが行った「選択と集中」は他企業がこぞって真似したものですが、今となっては聞かなくなりました。
売上高は前年同期比4%減の295億$、1株配当は0.12$から0.01$まで減配となりました。
配当再投資を長期に行って資産を増大させていく投資家にとって、最も忌むべきものは減配ですね。GEも何度か欲しいと思った銘柄ですが、今となっては買わなくて良かったです。
やはり、ブランドがしっかししていて、営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフローが潤沢で継続性のある企業、P&G、コカコーラ、マコーミックのような銘柄を継続して購入し、配当再投資していくのが自分には性に合っている気がします。