格差は広がる
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日本経済新聞の記事によると日本の上場企業の配当額は2018年に10.7兆円と前年度比15%増加し、2009年が4兆円だったことを勘案すると10年で2.6倍になったそうです。
自己株式取得を含めると5年で2倍の株主還元水準です。
給与収入が1年で15%も増えることはなく、企業は人件費より株主還元を強化していることは明らかですね。
それはそうですよね。株主は取締役を選任することができますが、従業員が選任できる訳が無く、社長にとって怖いのは株主総会である訳ですから。
従業員は純利益の半分が株主に還元されるのを甘んじて受け無いといけないわけですが、甘んじたくないのであれば、株主になるしかありません。
給与収入だけが収入である人と、配当や不動産のような所得がある人では格差はより広がっていく訳ですから、余剰資金はなるだけ株式などのキャッシュマシーンに投資していく必要があります。
投資するのであれば覇権国で基軸通貨国であり、イノベーションを起こす企業が続々と生まれる米国がお薦めです。
個別株に迷う場合はVOOやVYMのようなドル建てETF、ドル建てが不安な方は楽天バンガードやeMaxis slimシリーズなどの投資信託でもいいでしょう。
余剰資金をなるだけ市場に投下し、時間はかかるかもしれませんが、着実に資産を増やしていきたいですね。
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