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種銭がKeyとなる

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若い頃、資産家というのは先祖代々の土地を持っていたり、会社を興して事業をやっている人をイメージしておりました。

 

それ自体はその通りなのですが、30代になって意識が変わったのは資産運用、すなわちお金それ自体に働いてもらう仕組みを持っている人が資産家だと実感するようになってきました。

 

30~40代は住宅ローンや子供の教育費用など支出も多い世代なので、収入が増えても同時に支出も増えがちであり、貯金が中々貯まらなかったり、投資に興味があってもとっつきにくさから貯金だけ増えている世代も多いのではないかと思います。

 

貯金さえあれば十分かといえばそういう訳ではなく、30~40代は年金の受給がいつからになるか、あるいは最終的にいくらになるか、実際は確定的には分からない訳ですし、インフレが進んで貨幣価値が変われば、現在の貯金が同じ価値を持っているとは限らない訳です。

 

上記からすると自分の資産を自律的に増やしていく投資という手段は我々30~40代にとってはマストな教養な訳です。

 

マストな教養なのですが、投資の勉強だけすればいい訳ではなく(必須ですが)、一番のKeyになるのは投資の原資たる「種銭」を若いうちから継続的かつ徐々に増やしていけるかということになります。

 

私も実践している配当再投資は何分少しずつ資産は増えていきますが、「種銭」が少ないとリターンの恩恵も少ないです。100万の3%は3万ですが、1,000万の3%は30万でこの差は年数を重ねればドンドン広がっていきます。

 

若い内に必要なのは労働収入を高め、節約により種銭を確保し、それをしかるべき投資先に投資することで、VOO、VTI、VYMなど投資の選択を間違わなければ、あとは勝手に資産は増えていくことでしょう。

 

若くして米国株ブログを見られた方は優良ブログに出会える非常に幸運な方と思います。収入を増やし、支出を減らしつつ、時間をかけて資産家になっていきたいですね。