今の1万円と20年後の1万円
手元に1万円があるとして、服や飲み代に使ってしまえばストレス発散ができたり、交友関係は広がるかもしれませんが、自分に資産として残るものはありません(人間関係も世間的には資産ですが、それ自体がお金を産み出すという意味での資産ではない)。
この10,000円を3%の配当を受領できる株式に投資して配当を再投資し続ければ、株価が変動しない前提で物価も考慮しなければ、20年後には複利効果で約18,000円になっています。100万投資できれば180万、1,000万投資できれば1,800万になる計算です。
連続増配株でかつ株価が上がっていけば金額は増えますし、株価が下がった場合も配当金がセーフネットになるので、含み損をかかえる恐怖をカバーできるのではないでしょうか。
子育て世代ですと何かと入用ですが、給与収入からなるだけ不労所得に投資し、再投資により時間をかけて複利の効果を得る重要性が分かります。
今の会社で定年まで勤めるか分からないですが、定年まであと約20年あります。そのときには年金受給年齢が65歳より後になっているかもしれませんし、働ける人は働かないといけない状況になっている可能性も多いにあると思います。
人生を楽しみつつ、老後になったときに金銭的な不安を持たないよう時間を味方にして資産を増やしていきたいですね。
▼3%の株に投資し、配当再投資を続けた場合(所得税は加味せず)